備前焼 優品(2)踊布袋香炉
金重陶陽は備前焼六姓の一つ金重家の分家金重楳陽の長男で「備前焼中興の祖」といわれ1956年(昭和31年)に備前焼で初の国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。 |
踊布袋香炉 金重陶陽造
布袋香炉は獅子香炉、達磨香炉と共に桃山時代から作られだします。その頃は手捻りで、形はヒョウゲテ、微笑ましいものです。 江戸時代に入り技術の進歩により写実的な作が増えてきます。 この作品のように片足を上げ踊っている布袋は、江戸時代の初期から現れています。 |
この作品は金重陶陽としては珍しい炭桟切の焼けです。 右半身に桟切の灰被りで、炭の掛からないところは綺麗な朱に発色しています。 |
陶印・箱書から(12)獅子香炉よりさらに古く、大正時代の作品と思います。 父・金重楳陽は大正5年に亡くなりその時陶陽は20歳くらいです。 20歳台でこのような作品を作っていたことになり「備前焼中興の祖」と言われるのも肯けます。
幅12.5㎝ 奥行8.9㎝ 高さ13.5㎝ |
備前焼のオンラインショップ|興楽園
興楽園では、備前焼の湯呑みやお皿、花瓶や徳利などをメインに制作・販売しております。当窯元は江戸時代から16代続く伝統ある窯元です。現代の生活の中に寄り添い、溶け込むような作品を意識し制作に励んでおります。当窯元の製品を、心安らぐひと時や、大切な人との時間のアクセントとしてお使い頂く事をおすすめします。
屋号 | 興楽園 |
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住所 |
〒705-0001 岡山県 備前市 伊部 667 |
営業時間 |
9:00~17:00 定休日:年末年始のみ |
代表者名 | 木村 茂夫(キムラシゲオ) |
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