古備前 優品(20)白備前 牡丹獅子香炉
古備前コレクターの『Hコレクション』より優品を紹介します。 |
白備前 牡丹獅子香炉
白備前は備前焼の一種になります。 備前池田藩は宝永7年(1710年)に我が家の祖先である木村長十郎重房を白焼の研究開発のため伊万里に派遣します。そして正徳元年(1711年)に伊部で初めて白焼備前を二窯焼成しました。 制作には藩の御用絵師などが伊部に派遣され指導に当たりました。 香炉・花生は藩が収納し、また他所への販売も禁止します。 |
牡丹の花の上に狂い獅子(二頭の獅子が戯れている形)が乗っている形です。 少し青みを帯びた焼けで薄く釉が掛かっています。 粘土は伊部付近(伊部から北に登った伊部越とか閑谷学校の東の八木山とか言われています。)の山粘土の中の白いところを厳選して使っています。 |
獅子の巻き毛、尻尾、牡丹の花・葉の筋と非常に細密に表現されています。 陶印がないこと、細密なことから初期の作品と思います。
写真が下手でまた光が反射しピントが合ってないようで判り難いかと思います。 |
後までお読みいただきありがとうございます。 |
備前焼のオンラインショップ|興楽園
興楽園では、備前焼の湯呑みやお皿、花瓶や徳利などをメインに制作・販売しております。当窯元は江戸時代から16代続く伝統ある窯元です。現代の生活の中に寄り添い、溶け込むような作品を意識し制作に励んでおります。当窯元の製品を、心安らぐひと時や、大切な人との時間のアクセントとしてお使い頂く事をおすすめします。
屋号 | 興楽園 |
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住所 |
〒705-0001 岡山県 備前市 伊部 667 |
営業時間 |
9:00~17:00 定休日:年末年始のみ |
代表者名 | 木村 茂夫(キムラシゲオ) |
info@kyourakuen.net |