備前焼の特徴・特性
備前焼の特徴・特性(2)
二回目のブログです。備前焼陶友会のパンフレットに七つの項目があるのですが、個人的な志向でこれにします。
痛風持ちの私にはつらいテーマですが、好きだから書けるでしょう。
きめ細やかな泡、旨いビール
備前焼のビアカップにビールを注ぐと、きめ細かい泡が自然と立ち、またその泡は
なかなか消えません。
ビアホールのサーバーで入れたような、ビールと泡のバランスができます。
備前焼は焼締めの焼き物
備前焼は釉薬を使わない焼物で、素地がそのまま地肌に表れています。
ミクロの目で見ると多くの気孔があります。
その多くの気孔、またそれによる微細な凹凸によって、発泡能力が高くなります。
電子レンジでよく使うパイレックスのガラスに比べると、泡の大きさは
十分の一ほどに細かいとのことです。
備前焼の微細な泡は0.1㎜~0.2㎜(岡山大学環境生命科学による)
泡の効果
ビールの泡はインスタ映えのためではなく、泡によってビール自体の炭酸ガスが抜けたり、
風味が逃げるのを防いでいます。長い間おいしさが楽しめます。
逆に備前焼のビアカップにビールを注ぐと泡が立ちすぎることもあります。
ビール本体:泡=7:3が理想とのことですが、ビールがあまり冷えてなかったりすると、
(私はキンキンよりも10℃ぐらいが好きなので度々あります)泡が立ちすぎます。
その時はビールカップに一度水を入れてカップの内側を濡らしておいてからビールを注ぐと
良い泡になります。
さあ晩御飯は、ビールから・・・・・。
備前焼のオンラインショップ|興楽園
興楽園では、備前焼の湯呑みやお皿、花瓶や徳利などをメインに制作・販売しております。当窯元は江戸時代から16代続く伝統ある窯元です。現代の生活の中に寄り添い、溶け込むような作品を意識し制作に励んでおります。当窯元の製品を、心安らぐひと時や、大切な人との時間のアクセントとしてお使い頂く事をおすすめします。
屋号 | 興楽園 |
---|---|
住所 |
〒705-0001 岡山県 備前市 伊部 667 |
営業時間 |
9:00~17:00 定休日:年末年始のみ |
代表者名 | 木村 茂夫(キムラシゲオ) |
info@kyourakuen.net |