備前焼の狛犬(9)新庄八幡宮
備前焼の狛犬(9)
古人の備前焼造形物として、見ることが容易な物に「狛犬」があります。 9回目は備前市新庄にある八幡宮です。 |
新庄八幡宮 備前市新庄1614
備前市の南西、田圃が広がる新庄の集落の北に、この新庄八幡宮はあります。
神社の名称で一番多いとされる八幡神社・八幡宮はもともとは土着的は神様ですが、後にご神託を通じて第15代天皇である応神天皇の化身とされました。
祭神は不明です。
道路沿いに石造の新しい鳥居があり、そこから少し石段を登った所に随神門がありその内側に狛犬は坐しています。
右に阿形の獅子。高さ94㎝ (小出公大 備前焼の狛犬 より) |
胴、頭、尻尾はバランス良く作られていると思いますが、少しおとなしい雰囲気です。
左に吽形の狛犬。 高さ92㎝ (小出公大 備前焼の狛犬 より) |
作者、制作年ともに不明です。
写真撮影の時、あまりに晴れていたので画像が良くなくすいません。
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創建年月・由緒等不詳。明治四十二年八月十五日、大字地内に鎮座の武松神社外六社を合祀した。
岡山県神社庁HPより
最後までお読みいただきありがとうございます。
参考文献 小出公大著 備前焼の狛犬ーそのユニークな形姿を訪ねるー |