古備前 優品(11)お預け徳利
古備前コレクターの『Hコレクション』より優品を紹介します。
お預け徳利
お預け徳利というのは、懐石料理が出される茶事でお酒が供せられる時、客同士で勧めあってゆっくりとお酒を召し上がっていただくために、席中に預けおく大振りの徳利のことです。
鑑定書などで「お預け徳利」とされているのはそういった茶事でも使用できるとされた徳利です。
この徳利は桃山時代の作です。 |
この徳利の見どころは、赤く抜けた部分が片身替りになっているところと思います。 少し湿らすと赤が映えて見えます。また土味もよく表れています。
陶印は肩と底に「十|」が入っています。古備前研究の大家・桂又三郎の陶印記録によると、「十|」は室町時代末期から桃山時代の陶印とされています。 |
徳利は口を当てたりすることが多く、キズ・直しの物が多いのですが、これは無傷の完品です。 |
岡山県備前焼陶友会の鑑定書 より
高さ17.1㎝ 口径3.9㎝ 胴径10.4㎝ 底径7.2㎝
陶印 肩と底に有り
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備前焼のオンラインショップ|興楽園
興楽園では、備前焼の湯呑みやお皿、花瓶や徳利などをメインに制作・販売しております。当窯元は江戸時代から16代続く伝統ある窯元です。現代の生活の中に寄り添い、溶け込むような作品を意識し制作に励んでおります。当窯元の製品を、心安らぐひと時や、大切な人との時間のアクセントとしてお使い頂く事をおすすめします。
屋号 | 興楽園 |
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住所 |
〒705-0001 岡山県 備前市 伊部 667 |
営業時間 |
9:00~17:00 定休日:年末年始のみ |
代表者名 | 木村 茂夫(キムラシゲオ) |
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