備前焼 優品(1)天拝獅子香炉
古備前コレクターの『Hコレクション』より優品を紹介します。 これまで古備前の優品を紹介してきましたが、ここから3回ほど金重陶陽の作品を紹介します。 |
天拝獅子香炉 金重陶陽造
金重陶陽は備前焼六姓の一つ金重家の分家金重楳陽の長男で「備前焼中興の祖」といわれ1956年(昭和31年)に備前焼で初の国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。 |
備前焼では桃山時代から、獅子・達磨・布袋などの香炉が作られだし、このブログの古備前優品(1)でも紹介させていただきました。 初期の獅子香炉は、絵画などからのイメージで手びねりで作られヒョウゲタような異形の姿をしています。 江戸時代も中期になると土型を使いだし尾の先がシャープになるなど精巧な作りになってきます。
天を仰ぎ見る形の獅子も多く作られてきました。
分銅印は金重家が多く使う陶印でそこに陶陽作と入っています。 この陶印は昭和初期(昭和10年ごろ)に使っていました。 |
この共箱の字でもわかるように金重陶陽は能筆でも有名です。
幅10.6㎝ 奥行13.8㎝ 高さ15.0㎝ |
備前焼のオンラインショップ|興楽園
興楽園では、備前焼の湯呑みやお皿、花瓶や徳利などをメインに制作・販売しております。当窯元は江戸時代から16代続く伝統ある窯元です。現代の生活の中に寄り添い、溶け込むような作品を意識し制作に励んでおります。当窯元の製品を、心安らぐひと時や、大切な人との時間のアクセントとしてお使い頂く事をおすすめします。
屋号 | 興楽園 |
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住所 |
〒705-0001 岡山県 備前市 伊部 667 |
営業時間 |
9:00~17:00 定休日:年末年始のみ |
代表者名 | 木村 茂夫(キムラシゲオ) |
info@kyourakuen.net |