備前焼 優品(3)獅子香盒
獅子香盒 金重陶陽造
金重陶陽は備前焼六姓の一つ金重家の分家金重楳陽の長男で「備前焼中興の祖」といわれ1956年(昭和31年)に備前焼で初の国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。 |
香盒は香を入れるための小さな器です。 小さな器ですが、拝見も行われ、炭手前を省略するときは床に花入と共に置かれます。 茶席においては重要なお茶道具といえます。
この香盒は神社の狛犬、阿形の獅子の姿・形をしています。 |
小さな細工物ほど手間を省くと歪んだりして、また細工をしているうちにどんどん乾燥して面倒なのですが、 細部まで心がこもった作品に仕上がっています。
陶印は「土に点」で金重陶陽が昭和20年代に使っていたものです。
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備前焼のオンラインショップ|興楽園
興楽園では、備前焼の湯呑みやお皿、花瓶や徳利などをメインに制作・販売しております。当窯元は江戸時代から16代続く伝統ある窯元です。現代の生活の中に寄り添い、溶け込むような作品を意識し制作に励んでおります。当窯元の製品を、心安らぐひと時や、大切な人との時間のアクセントとしてお使い頂く事をおすすめします。
屋号 | 興楽園 |
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住所 |
〒705-0001 岡山県 備前市 伊部 667 |
営業時間 |
9:00~17:00 定休日:年末年始のみ |
代表者名 | 木村 茂夫(キムラシゲオ) |
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