古備前 優品(21)手鉢
古備前コレクターの『Hコレクション』より優品を紹介します。 |
手鉢 梅文
鉢は茶事の懐石にも使われ、手の付いた手鉢は好んで用いられます。 |
この手鉢は梅の木を陽刻しています。 手は二回ほど捻じ曲げて表情を出しています。 全体にたっぷり胡麻が掛かりボタの抜けも綺麗に出ています。 胡麻は多く掛かっていますが、抜けの色をよくするため窯の中の少し低い温度の所に置いて焼成しています。 備前焼で鉢・皿などはこのようにボタ抜けで変化を出すことが多いです。 |
角鉢の四隅を丸く丁寧に削っています。 底は四つ足で足は貝殻の形をしています。 |
備前焼陶友会の鑑定が付いていますが、江戸時代末期の作となっています。 陶印はありません。 |
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備前焼のオンラインショップ|興楽園
興楽園では、備前焼の湯呑みやお皿、花瓶や徳利などをメインに制作・販売しております。当窯元は江戸時代から16代続く伝統ある窯元です。現代の生活の中に寄り添い、溶け込むような作品を意識し制作に励んでおります。当窯元の製品を、心安らぐひと時や、大切な人との時間のアクセントとしてお使い頂く事をおすすめします。
屋号 | 興楽園 |
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住所 |
〒705-0001 岡山県 備前市 伊部 667 |
営業時間 |
9:00~17:00 定休日:年末年始のみ |
代表者名 | 木村 茂夫(キムラシゲオ) |
info@kyourakuen.net |